不安の正体。
私は拭えない淋しさ、悲しみ、孤独感…
どの表現もこれ!という言葉はないが、
漠然と寂しさを抱えていた。
生きることが怖くて仕方ないときも。
この感覚は、きっと生まれ育った環境でこうなったんだと、
長年思っていた。
でも、今朝、
自分が生まれてくる体験のようなものを思い出した。
生まれてくるとき、
この世に期待や希望ではなく、
ずっと一緒に安心で平和で、
満たされ、平穏にいたのに、
引き離され、孤独になり、
恐怖の波にさいなまれた。
私は叫んでいた。
ずっと一緒にいたかった。
この生まれてくる時の心の感覚が、
私の心の根底にあった。
だから、物心ついた頃から、
不安だったんだ。
親や環境のせいではなかった。
夢を見たのかもしれない。
幻かもしれない。
そんなことはどうでもいい。
自分にしかわからない、
確信のある感覚。
もう迷わなくてもいい。
もう不安にならなくていい。
他に求めることをしなくても大丈夫。
私が安心できる本来いるところがわかった。